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開発ブログ - SBI Robo
ネット人格の検証可能性
最近、Facebook はリアルコミュニティを強化する仕組みだという認識に立てました。
バーチャルコミュニティではないのだと。
匿名文化ありきで考えると、この部分は見誤ります(見誤っていました。)。
日本の匿名文化は、学術利用のインターネット文化以降の (パソコン通信のハンドル名の文化も少なからず引きずっているかも) 根強いものですが、その中でソースの検証可能性を重視する姿勢が育ったのは、まだ可能性が残っているなぁと思っています。
情報の信頼性、ネット人格の信頼性は、それを発した組織の信頼性 (過去の実績や組織体制) であったり、それを発した人の過去の発言の蓄積からの検証ということであったりします。
自分@組織ではなく、自分@自分での発言の蓄積は、自分が何者でどういう姿勢であるのか、ということを示し、ネット上での信頼性を作れる方法の一つです。
ネットは雑多でいろんな場所があってしかるべきですが、匿名で言いっぱなしにする傾向が、多くの部分で目につくのには危惧しています。
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新しい入力を試してみる
昨日 iPod touch のソフトウェアを、iPod 2.0 ソフトウェアに更新しました。テンキー風入力は「あ」の上が「い」で右回りだと自然な感覚なのだが、「い」が左にあるのが解せない。なぜこの配置にしたのだろう。
フルキーボードに切り替えてみる。候補がインライン表示されるようになり、キー間隔に少し余裕が出ました。
森田
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iPhone と App Store
残念ながら 7/11 に iPhone を手に入れることはできませんでしたが、App Store には既に多くのアプリケーションが並んでおり、"Light" のような冗談のような一発ネタから、良くできたアプリケーションまで、玉石混交の様相を呈しています。
昔のフリーウェア、シェアウェアのような活気を感じます。こういうのは刺激を受けますね。
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SBI Business サービス障害のお知らせ
7/6 10:30 ごろより SBI Business への接続ができない状態が続いております。
現在、障害の原因を確認しております。
皆様にはご不便をお掛けいたします。
12:15 追記
本日 10:30 ごろから続いていました SBI Business への接続が出来ない障害は、12:05 に回復しました。皆様にご不便をお掛けしました。
原因は、DNS サーバによる名前解決に問題が発生したことに因ります。
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Social GRAPH by Graphviz
SBI Business の人脈を Graphviz を用いて有向グラフにしてみました。人脈申請した元の人が、矢印の元に、申請された人が、矢印の矢尻に対応しています。視覚化すると、ハブになっている人が直感的に分かります。五芒星状になっている面白い箇所がありましたので、切り出してみました。
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GWT 1.5 RC1
GWT 1.5 RC1 が出ています。
GWT 1.4 に対して、J2SE 5.0 で導入された Generics が GWT でも使えるようになっているところが、Java 技術者にもオススメできるところです。あとは、全体的なパフォーマンス向上やブラウザ対応の向上などです。
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現実世界とゲーム世界の同期
昨晩 Wii ウェアの「ブルーオアシス」をダウンロードしました。テレビ画面の中に熱帯魚の飼える水槽を作る環境ソフトの一種です。
設定項目に「お天気チャンネルの情報を取得」という項目があり、登録している地域の現在の天気情報に基づいて、水槽に差し込む日差しの量が変化します。これだけの仕組みなのですが、現実世界とゲーム世界の同期を感じられる面白い試みだと思います。
ネットに繋がっている端末で、何かのライブ状態を共有しているというのは、次のテレビに欲しい要素だと考えています。
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Java 用画像認証ライブラリ Kaptcha
Java 用の Captcha (画像認証) 画像生成ライブラリの Kaptcha (http://code.google.com/p/kaptcha/) を試してみました。
マニュアルに書いてある通りとても簡単に使えます。web.xml に KaptchaServlet を設定して JSP の タグ、サーブレットに簡単なチェックコードを書くだけ。
生成される画像は少しのカスタマイズが行えますが、画像サイズやノイズの量を変更するにはコードを書く必要があります。既存クラスのコードを直接変えるか、コピーして自分のクラスを作成するかすれば良いです。シンプルなソースなので簡単です。
設定だけで済まそうとすると柔軟性に欠けますが、簡単に変更できる程度のソースなので扱いやすいです。
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Hibernate 勉強会
社内 Hibernate 勉強会を計画しています。
参考書は何がいいかネットの有識者の皆様に聞いてみて、公式リファレンスマニュアルを使うことにしました。リファレンスといってもチュートリアル的な内容なので勉強会にはいいと思います。
そろそろ始めますよ!
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階層構造とSQL
階層構造を持ったデータを SQL で処理する問題について、再帰呼び出しで処理することが定石と思っていましたが、少し工夫するとこんなに巧く処理できるのかと感心しました。
- Joe Celko's Trees and Hierarchies in SQL for Smarties
- http://www.amazon.co.jp/dp/1558609202/
この本と関連して、下の記事も参考になりました。
- Managing Hierarchical Data in MySQL
- http://dev.mysql.com/tech-resources/articles/hierarchical-data.html
- Storing Hierarchical Data in a Database
- http://www.sitepoint.com/article/hierarchical-data-database
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ATOK の月額利用
日本語入力は、MS-DOS, Windows 3.x, Windows 95, FreeBSD までは VJE-β を使っていましたが、その後は ATOK を使い続けています。Windows 2000 に ATOK 13、Windows XP に ATOK 20 (2007) が入っています。
ジャストシステムは、月額 300 円で利用できる「ATOK for Windows 月額版」を発表しましたが、これは良いモデルだと思います。日本語入力は毎日の事ですので、手になじんだ物を使い続けたいわけで、止められないでしょう。
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ドア上動画広告
山の手線の「トレインチャンネル」(ドア上の液晶モニターの広告)に Firefox 3 の広告が流れていました。一般向けのメディアに露出したのは、秋葉原の駅前で Firefox の CD-ROM を配布していた時くらいしか思い浮かびませんので、今回の CM には驚きました。
Firebug と Gmail Manager が対応しましたので、メインマシンの Firefox も乗せ換えます。
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CLI で Google Search
Google Search を CLI で使う Ajax Shell です。Ajax Shell というところが色々と触発されます。
guest@goosh.org/web> lang ja guest@goosh.org/web> web 'SBI Robo' guest@goosh.org/web> images '猫'
- Goosh
- http://goosh.org/
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iPhone by SoftBank
「iPhone について」の、実にシンプルなプレスリリースがソフトバンクから出ました。やはり、良いインタフェースを使ってみて獲得した感覚は大切だと思いますので、ケータイとして楽しみです。
森田::
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ESL - 英語学習サイト
以前、iKnow (http://www.iknow.co.jp/) で英語を学習しているという記事を書きましたが、最近は ESL (http://www.eslpod.com/website/) もよく利用しています。
ここでは Podcast が提供されています。話される言語は英語のみですが非常にゆっくりで、難解な単語には (英語で) 説明がつきますから理解しやすいと思います。
有料のコースもありますが多くの Podcast を無料でダウンロードできます。
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Andy
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Wii で Flash ゲーム
YouTube 以前は Flash職人による作り込まれた Flash 動画を楽しませてもらっていましたが、最近 Flash ってどうなのだろうと検索してみると、Wii で Flash ゲームというジャンルを見つけました。
PC の前でマウス片手にというのとは違う体験ができそうです。帰ったら試してみよう。
Wii リモコンを Opera (Javascript, Flash) にて扱うためのライブラリが幾つか見つかりました。こちらも帰ったら試してみよう(GWT の Composite にまとめてみようかな。)。
- WiiCade Labs (Flash ライブラリ, Javascript ライブラリ)
- http://labs.wiicade.com/remote/index.html
- Creating web sites for the Wii Opera browser (Javascript ライブラリ)
- http://www.bolinfest.com/wii/overview.php
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情報入力の質を上げる1
価値を生む情報を自分に取り込むために心がけていること。情報は溢れているけれども、意識的に捉えないと気付かずに通り過ぎてしまいます。価値を生む情報は、さらに良い情報を連れてきてくれます。情報が情報を生むというのは、コミュニティーで多く発信すると、それ以上の情報が得られるという「コミュニティー型能動的検索」の構造と似ており、スタート地点となる発信のために、入力の質を上げることを考えます。
本は見つけた瞬間が買い時
いきなりアナログですが、たったの数千円で、著者、編集者の数年間の経験や知識体系に接し対話できます。深く対話できるかは読み手の努力次第ですが、一冊でも多くそうありたいと思います。Amazon のオススメは、"色々なオススメについて 1", 2" で触れ、直近の影響が大きすぎることからやや残念な事になっていると書きましたが、それでも協調フィルタリングに基づくオススメや、同じ著者の著書を買い漁ってしまいます。週に 4~5 冊は読んでいる状況です。Amazon が 70% で、丸善,紀伊國屋,書泉が 30% くらいですが、棚の意志が感じられるのが後3書店です。
著者が話していることに対して、その上位概念は何かなぁという抽象化と構造化を意識しながら、ソフト屋的な読み方をしています。
テレビ
放送をリアルタイムで見ることはほとんど無くなりました。トレたま、ディスカバリーチャンネルと Wii のニュースチャンネルの流し読み。爆笑問題のニッポンの教養は、毎回書籍が出る勢いで、番組の限られた時間と内容の深さを媒体を変えて上手に作っていると思います。手間掛けている番組は好きです。
広告を意識しないですむ NHK に、ネット時代のテレビの形を推し進めて欲しいです。
次回はネットについて。
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taspo が来た
今日 taspo が届きました。タバコはまったく吸いませんが、電子マネー (ピデル) としては興味があり入手しました。IC カードの規格としては ISO 14443 Type A (MIFARE) です。現在国内で広く普及している FeliCa との互換性はありません (PaSoRi に乗せて DumpFeliCa を走らせてみましたが無反応でした。つまり重ねて持ち歩いても誤動作しないということです。)。行政系の IC カード (運転免許証, 旅券) の流れですね。
入退室カードとして登録できるかな・・・。現在はおサイフケータイ (FeliCa) を登録してもらっていますが、充電中にうっかり外に出ると社内に戻れなくなることがしばしば。
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URL の移動 (mod_rewrite)
サービスの URL が変わった場合には、古い URL へのリクエストを、新しい URL に書き換えます。ここでは mod_rewrite の実際の設定をメモしておきます。
例えば /search/?q=検索語 を http://new-server/search/?q=検索語 に書き換えたい場合、
RewriteEngine on RewriteRule ^/search/(.*)$ http://new-server/search/$1 [R=301,NE,L]
のようになります。NE (no URI escaping of output) フラグは、'%', '$', ';' を順に '%25', '%24', '%3B' にエスケープすることを抑制します。NE フラグを指定しないと、例えば "ロボット" をエスケープ済みの ?q=%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88 を渡した場合、'%' が '%25' にエスケープされ、?q=%25%E3%25%83 .... のようになります。
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JVM パラメータチューニング
Munin を導入し、tomcat_jvm プラグインの結果を見たところ、チューニングの必要性を認め、パラメータを調整して様子を見ています。メモリ 2GB の環境で、DB アクセスが頻繁にあるアプリケーションです。iBATIS による ORM と Cache を利用しています。
a の設定
JAVA_OPTS="-server -Xms384m -Xmx768m"
b の設定
JAVA_OPTS="-server -Xms512m -Xmx512m -XX:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=128m -XX:SurvivorRatio=8"
アプリケーションの種類により、リソースの利用特性が異なるので、OS, DB, httpd とのコネクタ、DB とのコネクタなど、数箇所を根気強く調整していくことになりますが、視覚化できるツールは積極的に使いたいところです。
Munin は、Tomcat の状態を /manager/status?XML=true の情報を使って取得しています。JK コネクタの accesses/s, busy threads, idle threads, 送出 bytes/s が取得できるスクリプト (plugin) が用意されています。
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公式情報と README を読むこと
まずは、公式情報をしっかりと押さえてから、ググるように。その上で、実際の動きを優先する。
- Java SE Performance at a Glance
- http://java.sun.com/javase/technologies/performance.jsp
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素材のサンプリングと再構築
ニコニコ動画の多くの作品では、素材のサンプリングと再構築が見事に行われています。素材のデジタル化、編集ソフトの発達により敷居が下がったことのなせる状況ですが、この構造自体は新しいモノではありません。
作品の素材となっているアニメ作品の多くは、古くからのテレビ作品の消費を通じて形成された共通の認識を意識したサンプリングと再構築が随所に見られ、見る側もそれを受け入れています。話のスタイル、人物の記号化など、再構築の中からパターンも生まれてきています。
しかしながら作家性の強いモノでありますから、創作者に蓄積された背景が投影され、新たな作品が創出されていきます。そして、それも次のサンプリングの素材となっていきます。
コンピュータのプログラミングにおいても、アルゴリズムとデータ構造の発見が数学的背景、計算機科学的背景、計算機工学的背景から始まり、そのサンプリングと再構成の過程の中で数々のパターンが発見されてきました。ライブラリやフレームワークはそういったパターンの集積です。
さて、サンプリングする対象には、著作権があります。元々は、書籍の複製を作る権利など出版文化(活版印刷以降)の歴史と一緒に生まれ、発展してきた考え方です。版権(印刷の鉛の版の権利)を守り、複製を制限するという方向性です。
これが、音楽作品、映像作品、コンピュータのプログラムにも発展し、今日に至っているわけですが、コンピュータのプログラムにおいては、Copyright に対して Copyleft という、著作権を保持したまま、複製、改変を自由に行えるという考え方が、80 年代半ばから発達してきました。この考え方が、コンピュータの利用を自由にしてきた一翼を担っていたと言えます。
コンピュータの発達により、音楽、映像、文学の発信者に誰もがなりうるようになると、プログラムだけではなく、これらにも同様に著作権を保持したまま、二次利用できるようにしようという考え方が生まれてきました。GFDL で提供される Wikipedia や、クリエイティブ・コモンズなどが代表的です。
国内において、創作者が権利を持ちつつ、利用について柔軟に定義できるような情報流通仕組みの整備が望まれます。
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小中学生に携帯電話を持たせない
先週末に、娘 (10歳) の携帯電話を買いに行き、通話とショートメールだけ使えるプリペイド携帯を選択しました。ネット フィルタリングの議論が活発に行われていますが、その範囲からは外れたモノを選んだわけです。最初の携帯電話としてはこれで十分という判断をしました。
セキュリティを考える場合、
- 何を守る対象とするのか
- 何を脅威の対象とするのか
- 結果の深刻度
を考えるわけですが、「禁止されているからダメ」と思考させないのではなく、「何でダメ」なのか考える習慣を付けないと応用ができなくなってしまいます。
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プロフィール情報の持ち歩き
自分のプロフィール情報とつながり情報に、サービスを跨いでアクセスする、という動きが始まりました。
- Facebook - Facebook Connect
- MySpace - Data Availability
- Google - Friend Connect
が相ついで発表され、ネット上に移した自分の、足場となるデータの置き場所になろうと競っています。オープンにという掛け声とは逆に、より強い SNS の囲い込み競争にも見えます。
Google は自分の得意なオープンな戦場に、Facebook と MySpace 内の膨大なつながり情報を引き出したいところでしょう。
この流れ、SNS 側としては、それなりのマーケティング費用を掛けて囲い込んだ個客ですから、流出と捉えるか、ネットワークの拡大のチャンスと捉えるかで、大きく結果が変わってくるでしょう。場の性質によって、判断も分かれると思います。
ネット上に移した自分の、色々な情報活動、経済活動など (デジタル資産) は、誰かに囲われているという構造ではなく、自分で完全に制御できるものを、ネット上の安全なところに置いている、という構造が正しいと思うのですが、いかがでしょうかね。
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パソコン向け電子書籍
日本経済新聞が 5/17 に「ソニー、国内のパソコン向けパソコン向け電子書籍配信から撤退」と報じています。
SONY LIBRIe (リブリエ) や、Panasonic のシグマブック (ワーズギア) といった電子ブック専用リーダーは、なかなか市場が立ち上がらず、キャズムを越えられないでいます。
インプレス R&D の 2007/11/16 の発表では、2006 年度末で電子書籍の市場規模は 182 億円、そのうち 62% の 112 億円が携帯電話向け。そのうち、電子コミック全体で 106 億円、携帯電話向け電子コミックが 82億円 とのこと。携帯電話向けに集中するというのは頷けます。個人的にも、携帯電話で "BookSurfing" を、PDA で "XMDF Viewer" を使う機会が増えています。
電子書籍化することで、従来の紙の書籍パッケージが抱えている経済的な理由による問題の幾つかが解決されるのですが、読者は安い紙を消費する文化に慣れていますので、読者メリットが上手に説明できないと難しいのだと考えます。
中期的には、著者がネット上に出版して、電子パッケージという形で収益を上げるモデルが作れますので、著者側のメリットと作りやすさというのも大切でしょう。現時点では、著者がネット上に出版しても、そのコンテンツそのものでの収益を上げることは難しく、制約の多い紙による収益に頼ることになり、版元との力関係が成り立っています。
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ゆるいつながりと非同期コミュニケーション
コミュニケーションの方向性として、ゆるいつながりと非同期というキーワードに注目してみます。
Twitter におけるつながりは、ゆるいつながりです。SNS のそれと異なり、いつでも離脱できますし、いつでも復帰 (フォロー) できます。書き込む内容も、何か反応を期待するわけではなく気楽です。ブログですと、コメント、トラックバックによる反応を不安半分で期待し、SNS ではコメントが半ば義務化するつながりの距離感が辛い時もあります。
Twitter の面白いところは、同期コミュニケーションの中に、非同期なコミュニケーションも成り立っているというところです。フォローした人の過去のメッセージにリプライしたりします。
ニコニコ動画は、非同期なコミュニケーションが、動画の再生という軸上にまとめられ、3日前のコメントと3分前のコメントが同期します。動画の再生時に、時間軸を超えて人が集まる状態が作れるところが素晴らしい構造です。
コミュニケーションされている内容は二の次で、「つながっていたい」という「つながり」の部分は強くなり、コミュニケーション自体は非同期化していく、という構造が見えてきそうです。特に、携帯電話のプロフ系サービスなどで顕著になっています。
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WURFL : 携帯端末の情報
WURFL は携帯端末の User-Agent Profile や画面仕様などを XML 形式で集めているデータベースです。各種プログラミング言語向けの API も用意されています。WALL (the Wireless Abstraction Library) は、決まったマークアップで書くと、各種携帯端末向けに出し分けてくれるというものです。Java の実装では tagLib となっています。
国内の携帯端末のデータも、少し古いものですが、意外と含まれていたりするのですが、全然足りない状態です。
国内に限って言えば XHTML Basic + CSS がけっこう使えるので、マークアップの問題は CHTML や HDML が混在していた昔ほど困難でないものの、CSS の挙動の違いは大きく、まだ当分の間は手間が掛かる状態が続くでしょう。
UAProfile が送出されなかったり、間違っていたりと・・・思い切った割り切りが必要な状況です。
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ネタ見とテレビCM
YouTube で "TVCM" というキーワードで検索すると、誰かが勝手にアップロードした TVCM が見つかります。
15秒や30秒で作られたそれらは、ネットでダラ見するにはもってこいの長さです。コマ割り、カメラワークなど、ネットで動画を見るスピード感に近いものがあります(CM や PV の映像は、ネットで見るにも良く出来ていますね。)。
ネタ動画をコミュニケーションのために共有するという、昨今の動画消費の仕方は、番組まるごと、映画まるごとといった PC → リビング (DLNA (Windows Media Center, PlayStation 3 など), Apple TV) という文脈で語られる動画とは異なる文化を作っています。リビング PC にはスピード感のあるコミュニケーションという感覚が感じられません。
今後、ネットでネタになるように作られた CM を、TV の電波に乗せるのではなく、ネットに流すということが起きていくでしょう。ネタの場から CM コンテンツに関するコミュニケーションを発生させるという構造です。
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色々なオススメについて2
話の流れから、行動ターゲティングによる方法についても触れておかないといけません。国内においては、ネットよりもリアルで先行しました。J-Phone (SoftBank) のステーションと、小田急電鉄の「グーパス(2008年3月末にサービス終了。)」です。
小田急電鉄のグーパスは、自動改札定期券と携帯電話とが紐づいており、自動改札を通過すると携帯電話にメールが届くというものです。場所、時間と利用者属性を組み合わせた方法です。現在は、そのインフラは子供が自動改札を通過したときにメールが届く「小田急あんしんグーパスIC」に引き継がれています。
位置情報とメールという組み合わせでは、SoftBank のステーションが他にない素晴らしいプッシュ型のプラットフォームです。3G 端末向けではなく 2G 端末向けのサービスなのが残念ですが、J-Phone の端末を使っていたときには、ユニークなサービスが多数あったと記憶しています。
ネットに話を戻すと、Google は直前の検索結果と、今回の検索結果を組み合わせた、検索行動履歴に基づく広告を試み、誰かに紐付けるのではなく、同一検索セッション内の履歴に限定して広告精度を向上させました。プライバシーに対して慎重な姿勢だと言えます。現在 AdWords では、一部の広告ネットワーク(MySpace, Friendster, YouTube など)に対して、年齢と性別をターゲットに指定できます。行動ターゲティングと人口統計的 (demographic) ターゲティングの組み合わせということです。最近 SNS に熱心なのも、属性のある広告ネットワークという観点でうなづけます。
Yahoo! JAPAN は、Yahoo! ポータル以下のコンテンツへの行動履歴を積極的に活用した行動ターゲティング広告を展開しています。さらに、年齢、性別、地域というマーケティング的に正規化するための情報を加えてきています。
Amazon では、最近のクリック履歴(商品詳細を見た履歴)が列挙され、それに関連したものがオススメされますので、行動ターゲティングの要素も取り込んでいます。
やりすぎると、かつてのスパイウェアを思い出させ、プライバシーの問題と衝突することになりますが、個人を特定しない情報と行動履歴の組み合わせというのは、ギリギリ受け入れられているということなのでしょう(個人的には気持ち悪いと思う領域に入っていると感じています。)。
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色々なオススメについて
先日「アイデア・ブック2」の記事の中で、Amazon のオススメが残念なことになっていると書きました。
その後 EC サイトの開発やマーケティングを一緒にやっていた仲間と、昨今のオススメについて議論する機会がありましたので、オススメについてまとめてみます。
Amazon のオススメは基本的には「協調フィルタリング」という手法に基づいています。単純化すると、同じモノを買った人が買っているモノを、買う可能性が高いという考え方になります。
Amazon の場合、モノ自体の属性の比重は低いようで、その人の属性や嗜好に合わないモノを、他の人が買っているからという理由でオススメしてきます。この部分が、最近の Amazon の残念なことになっていると思った所以です。もちろん、この問題に対して、「好みではない」、「すでに持っている」などのフィードバックが行え、オススメの提示に反映されるようです。
Amazon のモール・プラットフォーム (マーチャント@Amazon.co.jp) としての強みは、このオススメの裏にある高度なデータベース技術が、出店しているショップや商品の種類に関わらず横断的に働き、競合に対して現時点では優れていること。SEO 的にやるべき事が行われていること。であると考えられます。検索エンジンがここまで入り口として一般的になると、モールのトップページの価値は下がってしまい、楽天や Yahoo! ショッピングに代表される、モールトップからの横断検索の強みは薄れています(楽天は Gold の店は素晴らしいのですが、検索上位の店が必ずしも素晴らしくないところが残念です。Yahoo! は、出店数を絞っていたころは質が良かったです。その意味では、Amazon は出店数は少ないですが質は高いと思います。)。
モノの属性に注目したのが、コンテンツベースのオススメで、モノの属性に基づいて、どの程度一致するかなどにより行われます(属性をベクトル空間にマッピングして、類似性を判断する方法などがあります(ベクトル空間モデル)。)。モノの属性(音楽であれば、ジャンル、作曲者、アーティスト、自動車であれば車種、排気量、燃費、色・・・といった属性)が重視され、テキストやキーワードがそれを補助します。データの精度のあるメンテナンスが前提となりますが、ある程度以上の人数が見込めるのであれば、ソーシャルなメンテナンスの可能性もあります。音楽データやクルマなどで使われているそうです。
昔のデータベース検索とは違い、多軸でコンテンツの類似度による判断が出来るようになってきており、商用データベース製品では、コンテンツベースのマッチング機能を取り込んでいるものがあります。
確率論によるオススメは、迷惑メールのフィルタリングにも使われているベイズの定理に基づいた方法が知られています。モノとモノ、モノとヒト、ヒトとヒトの関連する確率を学習させ、新しいモノが出てきたときに、どのモノと類似しているか、どのヒトと類似しているかという推定を行わせるというモデルです(友人が取り組んでいるモデルです。)。
ブログに貼ってあるアフィリエイトで成功しているのは、媒体としてキャラクターが立っているブログ所有者による誘導に限定されるのかと思います。読者数という力や、個人的な理由による権威化によるオススメです。
SNS の友達によるリストは、知り合いなので意外性という点では乏しく、友達の友達くらいの方が、意外なオススメが期待できます。特化型の SNS では、近い人に「お前は俺か的なリスト」を見かけたりします。近いベクトルの人が集まると収束に向かってしまいます。
SNS は、基本的には隣は何をしているのか分かりませんので、コミュニティ内に限定した濃い広がりが期待できます(セグメントに対するクチコミによる広がり。)。しかし、最近ではマスコミがネットから話題を拾って、再発信することにより、一気に認知されることもありますが、これはネットによるクチコミというよりは、マスコミの目利きと媒体力ということになります。
ソーシャルブックマークは、数と速さが見えますので、話題になっているモノリストとしては優秀ですが、それは自分の嗜好とは関係しません。目立つモノは、さらにブックマークされてより目立つことから、初速を作り出すことに成功すれば、加速度的に目立たせることは可能です。
ソーシャルフィードは、ここ1年ほどの間に出てきましたが、従来のフィード購読に対し、協調フィルタリング的な要素。つまり、このフィードを購読しているヒトは、このフィードも、という方法を導入してきています。さらに、似ているヒトを示して人脈化する仕組みまで持っていたりします(Twitter の Follow のレベルで十分だと思いますが)。
この応用で、専門 SNS とソーシャルフィードについては、その集合を代表する「ネットワークの意志」が発生することが期待できます。ソーシャルブックマークの文脈の集合知ではなく、集合を束ねてシステムが自動的に「まとめ人格」を作り出すというものをイメージしています。こういうものもオススメの一つになっていくのではないかと考えています。
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